投稿者:内藤仁兵衛
投稿日時:2010/02/07 22:12:09
私は、1969年〜1974年頃、高校生、大学生として学生運動に参加しました。
高校時代は、民青同盟員でしたが、セクト主義的体質に嫌気がさして、やめました。
一方、新左翼系は、精神主義的というか、悪しき自己犠牲、ヒロイズムに駆られて、情勢分析もまともにできないまま、極左冒険主義に走り、自滅の道を進んでいました。
こうした中で、平和と平和共存、反独占民主主義、学生運動の民主的統一を掲げて闘っていた、民主主義学生同盟は、非常に魅力的な運動をしていました。
大学時代、トロツキスト集団の極左冒険主義、民青のセクト主義、民族主義という、「左」右の誤りを正しながら、地道に運動を続けていく民学同は、とても期待できる存在でした。
デモクラート、民主主義の旗、新時代の三派に分かれていたことより、代々木の官僚主義、トロツキスト諸派の冒険主義、どちらにも批判的な私にとって、民学同こそ学生運動統一の原動力に思えました。
構造改革派が、悪しきラジカリズムに追随するなかで、民学同がしっかりした原則を守って運動を進めていたことは、歴史的に正しく評価されるべきです。
グローバリゼーション、新自由主義的政策が破たんし、矛盾が激化している現代こそ、民学同をはじめとする、構造改革派が総結集をはかり、民主主義的諸改革の闘いを進める時だと思います。
(PC等)
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